「株式売買スクール」 ギル・モラレス/クリス・キャッチャー(著)

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7年間の株式投資で18000%を超える収益!
成長株投資で有名なウィリアム・オニールのもとで、著者たちはポートフォリオマネジャーを勤めました。本書では、超絶パフォーマンスを生んだ株式の投資法を解説します。

おすすめ

★★★★★☆☆☆☆☆

 

対象読者層

成長株投資で大成功したい人。

 

要約

株式投資で成功するためには、ジェシー・リバモア、リチャード・ワイコフ、ウィリアム・オニールといった偉大な先人から学ぶ必要がある。
投資の前に、よく調査し準備せよ。
株は安値ではなく高値で買え。
損切りは素早く、利食いはゆっくり。
利益を出す銘柄に資金を集中させよ。
機関投資家の買う株を買え。
チャートパターンを見極める。
正しい買いのポイント、ピボットポイントで買え。
感情、個人的な見解、ニュース、耳寄り情報に動じない。
トレードしすぎない。辛抱強く待て。

クリス・キャッチャーが7年間で18000%の利益を得た方法。
四半期の売上や利益が、加速的に増加している銘柄を選ぶ。
揉み合いのベースからブレイクアウトしたところで、集中的に買う。
10日移動平均線を下回って、下落したところで売る。

ギル・モラレスが11000%の利益を出した方法。
四半期の売上や利益が、加速的に増加している銘柄を選ぶ。
揉み合いのベースからブレイクアウトしたところ(取っ手付きカップの形)で、集中的に買う。
50日移動平均線が強い支持線となることを確認し、買い増す。
マーケットが調整中なのにブレイクアウトしそうな銘柄は、マーケットが上昇トレンドになると大化け株になりやすい。
ピボットポイントからブレイクアウトして、3週間以内に20%上昇したならば、損切りにならない限り8週間は保有する。
チャートパターンが天井を示し、大商いを伴って、窓を開けて下落したところで売る。
分散投資せず、大化け株に集中投資する。

失敗から学ぶ。
儲かってくると、思い上がってすべてがわかったような気になるが、そのようなエゴを抑えることが大切だ。自分ではなくマーケットが正しいので、常に観察してマーケットの示すサインを読み取れ。
物質的な欲求にとらわれず、マーケットの波に乗り続けることだけに専念する。
先入観で銘柄にほれ込まず、自分の投資法(銘柄選択の条件やトレード手法)を守る。
週足チャートで、最低6週間の適切なベースが形成されていなければ、買わない。流動性の低い銘柄を、大量に買わない。
景気や相場サイクルに関わらず、そのときの経済状態で最先端の企業が、大化け株の核となる。新しい経済や業界の重要な地位にある企業を、機関投資家は必ず買う。大化け株には、1日の平均出来高が大きいという特徴がある。
まず自分の銘柄の観察に集中する。マーケットの指標を気にするのはそのあと。
空売りでは、絶好の機会を待つ忍耐力が重要だ。

・ベースからブレイクアウトして高値を更新する銘柄を、さらに早い段階で発見する方法、ポケットピボットについて。

適切な売りシグナルについて。
50日移動平均線を下回ったら売る。買ってから7週間、50日移動平均線の上で持ちこたえたら、それ以降は10日移動平均線を下回ったら半分売る。50日移動平均線を下回ったら、残りの半分を売って手仕舞う。

空売りの基本ルール。
マーケットが下降トレンドであり、弱気相場に入った早めの段階で行う。
直前の強気相場で大きく上昇した大型の主導株で、天井を付けた銘柄を空売りする。
空売りは、天井をつけてから8~12週後に行う。
出来高が多く、流動性のある銘柄を空売りする。
損切りは3~5%に設定する。
利益目標は15~30%が適当。20日移動平均線をトレイリングストップに使ってもよい。
空売りでは、絶好の機会をひたすら待つ。チャートパターンの完成と、急激な株価の下落、大商いを伴うブレイクダウンである。

・マーケットのタイミングを計る、マーケットダイレクションモデルについて。

オニールの十戒。
自己を見失ってはならない。
恐怖を克服する。
敵の中傷から自身の欠陥を学ぶ。
失敗から常に学ぶ。
保有銘柄について話してはならない。
天井で調子に乗らない。
まず週足チャート、次に日足チャートを見る。
まず大化け株を見つけ、次に大量に買う方法を見つける。
付き合う人間は慎重に選ぶ。
常に異常なほどの集中力を維持する。

・オニールと一緒にトレードした経験談。過去に売買した銘柄に関する、チャート分析と解説。

 

書評

オニールの成長株投資に倣って利益をあげた、トレーダーの著作です。著者たちはオニールに学び、オニールの売買ルールを微調整して大きな利益をあげたそうです。

とにかく長い本なので、はじめに著者たちの売買ルールをすべて説明してほしいと思いました。この銘柄をチャートのこの位置で買い、大成功した。こちらの銘柄でも大成功して、利益が500%だった。この売買では大失敗した。などとトレードの経緯が、ずらずら長く書かれています。

はじめに売買ルールが書かれておらず、経過とともにぽつぽつとルールが出てくるので、どういう戦略で取引を始めたのかが理解しにくいです。オニールの成長株投資に興味があるなら、まず「オニールの成長株発掘法 第4版」を読んだ方が良いです。こちらは売買ルールを簡潔に明示しています。そこから、自分に合うように微調整するのが良いでしょう。

読んで納得する教訓もあるのですが、本のページ数が多すぎて冗長です。まとまりに欠ける印象で、「オニールの成長株発掘法 第4版」を直接読んだ方が効率的だと思います。
(書評2015/07/17)

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