(2013年7月に書いた記事です)
プロには、それぞれ独自の勝ちパターンがある?
以前に、林則行氏の著書を紹介しました。いろいろ参考になるなと思ったのですが、株は安値で買おうとするなとか、悪材料で売れなどの指針がありました。
逆にバフェットやグレアムは、十分な安値で買えとか、悪材料で暴落したところを買え、などと語っているはずです。
どちらも正解?
これらは真逆なようですが、意外と整合性はあるのではないか、と考えています。取引で想定している期間が違うのでは、と思います。
林氏は、1年か2年以内で利益を求めるのに対し、バフェットはさらに長期での取引を考えているのではないでしょうか。
バフェットはとにかく優良株を安値で買って、持ち続ける。
そうすれば銘柄選択に間違いがなければ、さすがに3年4年と経てば、上昇してくるでしょう。市場が銘柄を評価すれば、十年単位で持つことで素晴らしい収益が得られます。
林氏の戦略では、底値で数年持ち続けるのは、たとえ優良株でも機会損失ととらえるのでは?
市場が銘柄を評価し始めたと思われる、高値更新時点で買う方が、利益を得るまでの時間が短いと考えるのではないでしょうか。
悪材料で売るのも、その後株価が回復するのに数か月から数年かかるので、持ち続けると機会損失となるからかと思います。
以上はド素人の、私の勝手な解釈ですが。
そんなわけで、いろいろなタイプのプロから謙虚に学んで、自分なりの勝率の高い戦略を、これからも模索していきます。