「株式先物入門 第2版」 廣重勝彦(著)

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株式先物についての入門書です。内容をまとめ、役立つか評価しました。

おすすめ

★★★★☆☆☆☆☆☆

 

対象読者層

株式先物に興味がある人。難易度は入門書レベルです。

 

要約と注目ポイント

・株式先物の基礎知識。

・テクニカル分析について。

・トレードの考え方について。

・資金管理について。

・先物を利用したヘッジについて。

・システムトレードについて。

株式先物についての簡単な説明です。日本の市場だけです。そのほかに、トレード方法もざっと説明しています。

 

書評

株式先物の超基本的知識を学べます。薄く基礎を勉強できました。ただ著者の考え方によると思われますが、先物入門の本なのに、チャートや資金管理、システムトレードの説明が大部分です。

約200ページの本で、先物の説明が60ページほどしかないのは、不満です。株式先物の基礎知識と、先物によるヘッジに60ページ。チャートやテクニカル分析の話で60ページ。資金管理で20ページ。システムトレードで50ページ。

同じ日経文庫にある、同じ著者の「デイトレード入門」の内容と、けっこう被っています。株式先物入門をタイトルに掲げる以上、先物に集中して解説してもらいたいと感じました。

先物だけを学びたい人には勧められません。いろいろなことを広く浅く知りたい、という読者にはいいでしょうが。
(書評2015/01/25)

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