「マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール」 マックス・ギュンター(著)

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投機的に儲けよう、市場平均以上に大きく儲けよう、と考えることもあります。そんなときに読みたくなる本です。

おすすめ

★★★★★☆☆☆☆☆

 

対象読者層

投機的に相場を張りたい人。

 

要約と注目ポイント

リスクを取らなければ貧乏からは抜け出せない。現在心配を感じていないなら、リスクをとっていない状態だ。利益を得たいなら分散投資を避け、意識して投資先を集中させる。

投機で儲ける方法

利食いは早く。価値が上昇しても、はじめに計画した水準で利食いする。

損切りは早く。見通しを誤り価値が下がり始めたら、自分の間違いを認め損切りする。

どのような人の予想も無視すること。

マーケットは混沌としている。マーケットにパターンを見つけられると思うのは、危険な幻想である。

投機対象に愛着を感じ、忠誠心を持ってはならない。

直感による判断は、慎重かつ懐疑的に検討して、根拠があると思えば信頼できる。

宗教やオカルトは、あなたの投機結果の助けにはならない。

楽観してはならない。最悪な事態にどう対処するか考えておいて自信を持つこと。

大多数のコンセンサスに惑わされず、自分自身でよく考える。

ナンピン買いなど、特定の銘柄に執着してはならない。常に冷静に、最も有利な投機先を選べ。

数十年にわたるような長期の資産計画を立ててはならない。それほど将来は見通せないのでフットワークを軽くしておくべきだ。

人の意見に惑わされず、自分で考えること。特定の銘柄に入れ込まず、ナンピンなどをしないこと。見通しを誤ったと思ったら、早く損切りすること。これらは正しい教訓と言えるでしょう。

 

書評

具体的なトレード手法の解説はなく、あくまで精神的な投機への心構えを説く本です。納得できる点もあり、あまり同意できない点もあります。投機の読み物としてはそれなりに楽しめるかもしれません。

本書の主張をまとめると、

『マーケットの動きはほとんど予想できない。自分でできるだけ研究し、最善を尽くせ。自分に都合よく動く心理状態も十分に自覚して、冷静に行動せよ。』
となるでしょうか。

このまとめの内容には、まあ私も納得します。

読み終わった直後は、自分も投機で儲けられそうな気持ちに少しなります。しかし、本書を読んで劇的にトレードの能力が向上するとも思えません。興味があれば読んでみてもよいかも、程度の評価としておきます。
(書評2013/12/26)

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