HTMLとCSSの超基本を学ぶ本です。はじめてWebサイトを制作したい、という人などに向いています。
おすすめ
★★★★★★☆☆☆☆
対象読者層
HTMLとCSSの基本を勉強したい人。
要約と注目ポイント
サンプルサイトを解説に沿って実際に作ってみることで、HTMLとCSSを学ぶことができる。
・Webサイト制作前の基礎知識。
・HTMLの基礎。
見出し、段落、リスト、リンク、テーブルなど。
・CSSの基礎。
背景、余白やスタイルの調整、ブロックとインライン表示、フロート、2コラムなど。
・フォームの作成。
プルダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックス、テキスト、ラベルなど。
・Webサイトを公開する。
基礎知識を勉強したうえで、実際の作業としてHTMLとCSSを学んでいきます。本書をひととおりこなせば、webサイトをつくって、公開するところまで行けます。
書評
サンプルのサイトを少しずつ作っていくことで、HTMLとCSSが学べます。私は以前に他の入門書を読んでいたので、聞いたことのある事柄が多かったですが、復習になりました。はじめてWebサイトをつくる人や、HTMLを基礎から知りたい人に最適だと、本書の背表紙に書いてあります。確かにそのような用途の本です。
本書の解説に従って作業をしていくと、すてきなカフェのホームページを公開するところまでいけます。おしゃれなカフェの紹介サイトを公開までこぎ着けたときは、私もちょっと嬉しくなりました。
まあセンスの良いサイトになったのは、用意されている画像やイラストなどの素材が良質で、サイト全体のバランスも整うように指示があるからです。自分の感性のおかげではありません。
でもまあそれでも、きれいなサイトができると、やればできる!という気持ちになります。Webサイトをつくる流れがひととおりわかるのが、この本のよいところだと感じました。
(書評2015/03/26)
