投資を始めるあなたが年始に読むべき本 第1回 家計編

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投資を始めるなら

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思い立ったが吉日。

一年の計は元旦にあり。

これから投資を始めてみよう、という方もいるでしょう。アベノミクス相場と呼ばれる、株価が上がる状況が3年ほど続いています。

 

今から投資を考えるのは、出遅れた感もありますが、それは仕方がないことです。物事はいつ始めてもいいのです。

 

ただ投資というのは、自分の大切なお金で行うことですので、失敗は避けたいです。

小さな失敗は経験値としてやむをえないと思いますが、取り返しのつかない、大きな額の損失は何としても回避しなければなりません

 

 

投資の基本を知ってから始めよう

私の投資歴は10年ほど、真剣に投資を勉強した期間は5年ほどです。

アベノミクス相場に乗って、億円単位で儲けた人もいます。私は、そんな大成功はできませんでした。

(小ヒットぐらいです。ぼちぼち利益は出ている、という程度です。)

 

とはいえ、しつこく投資の本を読みましたので、今から投資を始める人に基本的なアドバイスはできます

あなたが今から投資を始めるのでしたら、いきなり大金で気に入った株を買う、みたいなことはやめましょう。

 

最低限の勉強をして、少しずつ、小さな額から投資をスタートしてください。

勉強になるような本をあげながら、投資の基本を説明していきます。

(おすすめした本は、当ブログ内の書評記事にリンクしています。)

 

 

投資の前にする3つのこと

投資を始めたいと考えても、その前に、家計をチェックする必要があります。

家計の状態と、資産と借金がどうなっているのかがわかっていないと、投資ができません。

 

そもそも、家計の収支と、資産と借金の状況がわかっていないと、投資で利益が出ているのか、損をしているのかすらわかりません。

というわけで、脇道にそれるようですが、まず、家計と資産をチェックします。

 

投資を始める前に必要なことは3つです。

  • 家計を黒字にする。

 

  • 現在の資産と借金を、数値化する。

 

  • 将来の大きな出費を、ざっくり知る。

 

 

家計の収入と支出を知り、黒字にする

投資を考える前に、まず家計が黒字でなければ、何も始まりません。

収入から支出を引くと、プラスになっている家計にします。

 

家計簿をつけられないとか、大きな額の突発的な支出があったとか、いろいろ家計には問題が発生します。

そういうことを含めて、年間を通してみると、支出が収入額でおさまっている。

家計が黒字である、という状態をつくります。

 

家計を黒字にするには、収入を増やすか、支出を減らすか、この二つしかありません。

 

支出を減らす

収入を増やすよりは、支出を減らす方が簡単です。

王道なやり方としては、毎月決まった額の支出(固定費)を削る、というものがあります。

 

家賃や住宅ローン、生命保険や医療保険などの費用、携帯などの通信費、習い事やジムなどの費用です。

 

節約については、自分の生活を見直して、本当は自分に必要ない出費を削減する、という作業をします。

 

収入を増やす

自分の能力や職歴、資格などを高め、給料が上がればすばらしいです。自分の稼ぐ能力を向上させて、収入を増やすのは理想的です。

 

なかなかそううまくもいかないので、収入を増やすという方法をとるなら、副業で働くというアイデアもあります。

 

家計を黒字にするのに役立つ本

まずは、支出を減らすことを考えましょう。今の仕事をがんばりながら、さらに副業をするというのは、けっこうきついです。

 

自分の生活を見直して、ムダな費用を削減する。それにより、貯金できる(黒字となる)家計にする。

このやり方では、横山光昭氏の

「年収200万円からの貯金生活宣言」

「3年間で120万円貯金できる! 手取り月20万円からの3つのサイフでらくらく貯まる方法」

などが使えます。

 

また、自分で記入シートに書き込むことで支出がつかめ、節約すべき出費がわかる本があります。

解説も非常にていねいな、

「本気で家計を変えたいあなたへ 書き込むお金のワークブック」

もおすすめです。

 

大事なことは、支出の内容をだいたいつかみ、年間で家計を黒字にすることです。

 

ですので、家計の収支のチェック方法や、節約の方法はあなたに合うやり方でいいです。

「ずさんな家計を整えました。 ずぼらさんのためのお金安心塾」

「1行家計簿 世界一かんたんにお金が貯まる本」

「誰も教えてくれないお金の話」

などの方法を、自分に合うように応用するのもありです。

 

 

収入を増やす方向では、

 

 

できそうな副業を探してみるには、

「やむなく副業を始める人が読む本」

 

といった本を参考にしてください。

 

現在の資産と借金を、数値化する

家計の収支を知って、何とか黒字にできたら、やっとスタートラインです。

次にやることは、資産と借金をすべて洗い出して、数字にしてみることです。

 

資産を計算する

資産なんてないよ、という気持ちになるかもしれませんが、全部出してみましょう。

このとき注意するのは、時価で数値化することです。今、その資産を売ったらいくらなのか、で数字を出します。

 

持ち家があるなら、周辺の売り物件の相場を見て、冷静に売れる値段を想像します。

もちろん、家とか車とか、正確な価格はわからないでしょうが、それでもがんばって値段をつけましょう。

 

安くても仕方がありません。現実とは、戦わなきゃなりません。

 

預金も、すべての口座を確認します。

これから投資を始めるのですが、もし株や投資信託、外貨預金などがすでにあるなら、今の価格でリストアップします。

 

家や車など、売ったら現金にできる現物資産

預金や投資信託など、金融資産

これらをすべて、時価で数値化して、合計しましょう。

 

この合計値が、プラスの資産です。

 

借金も計算する

借金も計算します。

住宅ローンの残額、車のローンの残額、受けていた奨学金の返済予定額など。

 

人によって事情は違います。

よく思い出して、借金の内訳もすべてかき集め、数字として出しましょう

 

これをすべて合計すると、借金の総額がわかります。

借金の総額が、マイナスの資産(負債)です。

 

プラスの資産とマイナスの資産を足すと?

資産と借金の総額が、それぞれ計算できたはずです。

では、足してみましょう。(足すと言うか、資産から借金額を差し引きます。)

 

どうでしょうか?

 

プラスになりましたか?

住宅ローンを組んで家を買ったばかりの場合などは、マイナスになるかもしれません。

 

マイナスになっているときは、それは債務超過です。

会社だったら、いつ潰れてもおかしくない状態です。

 

いやいや、会社と家計は違うでしょ。と思うかもしれませんが。

それは現実です。

 

確かにいきなり、家計が飛ぶことはないかもしれません。ですが、かなり危険です。危険であることは認識すべきです。

 

今はいちおう、世の中が人手不足みたいな感じになっていますが、一寸先は闇です。

資産より借金が多い状態では、病気やリストラで収入が激減した場合、即崖っぷちです。

 

最近は、倒産とかリストラのニュースは少ないですが、いつまでもこの環境が続くとは思わない方がいいです。

 

資産を計算するのに役立つ本

ちょっと話がそれましたが、資産と借金をリストアップするのには、

「本気で家計を変えたいあなたへ 書き込むお金のワークブック」

「内藤忍の資産設計塾 第4版」

などの本が参考になります。

 

まあ、この資産と借金を数値化するというのは、作業です。

本を読まなくても、売って現金になる資産や銀行口座などの情報を漏れなく集めれば、できます。

借金についても同じです。

 

将来の大きな出費を、ざっくり知る

ここまでで、家計を黒字にすることと、資産と借金を数字でつかむ作業が終わりました。

かなり面倒だった、と思われるかもしれません。

 

ただ、それだけの価値があります

日本国民の多くは、家計の収支を知って黒字に保つことや、資産と借金の額を把握することができていません。

正確にはわかりませんが、まあ、少なくとも7~8割の人はできていないでしょう。

 

もし、あなたの家計の収支がプラスで、現在の資産と借金を把握しているなら(できれば資産≧借金)、すでにマネー的には勝ち組に近い位置です。

 

もうひとつやっておくことが、将来の大きな出費を想定することです。

だいたい何年後に、いくらぐらいの出費があるか、つかんでおきます。

 

もちろん、予定は未定ですし、人生はどうなるかわかりません。ですから、完全に計画しなくてもいいのです。

 

あくまでも現時点での想定として、

結婚費用、子供の入学金や授業料、住宅の購入費、車の購入費、老後にかかる費用、行きたい旅行の費用、などを考えていきます。

 

何年後にいくらぐらい必要で、今準備できているお金はどれだけか。

何年間でいくら貯める必要があるか。

 

といったことを、1年に1回は計算して、想定を修正していくのがいいでしょう。

 

将来にそなえるのに役立つ本

将来の支出にどんなものがあるのか、いくらぐらいかかるのか、などを考えるのはけっこう難しいです。

これには、記入シートに書き込むことで計画できる本、

「本気で家計を変えたいあなたへ 書き込むお金のワークブック」

がおすすめです。

 

まとめ

投資を始めたくなっても、投資の前にする準備がありました。

 

家計の収入と支出を知って、家計を黒字にすること。

現在の資産と借金の額を把握すること。

将来の大きな出費を認識し、いつ、いくらぐらい必要か想定すること。

 

第1回では、この3つを達成しました。

これができただけで、もう80%位の日本国民には勝っています。(マネー的に。)

 

第2回は、資産配分編です。

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